胎盤剝離(読み)たいばんはくり

世界大百科事典(旧版)内の胎盤剝離の言及

【産褥】より

…子宮復古に腟・外陰・会陰の復古を含めて性器の復古という。 胎盤剝離(はくり)部の変化としては,胎盤剝離直後の付着部は血管が開放されているが,強い子宮収縮によって機能的に止血し,子宮への血流量の著減も相伴って血栓が形成され,血管開放部が閉鎖される。剝離面は,分娩直後は手掌大でやや隆起し,表面は粗く不平で凝血が付着している。…

※「胎盤剝離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」