背心(読み)はいしん

普及版 字通 「背心」の読み・字形・画数・意味

【背心】はいしん

そむく。

字通「背」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の背心の言及

【中国服】より

…このほか,日本の羽織に相当する男子の礼服として馬掛児があったが,これは袍または長衫の上に著けた。また,背心というチョッキ状の袖無し衣があった。これにも,単,袷,綿入れがあり,肌着または胴着として,女子は馬掛児に代わる外衣としてこれを用いた。…

【服装】より

…ただし,衣袴または衣裙の二部式と衣と裳をいっしょにした一部式の深衣(しんい)があり,上流社会では深衣が多く行われた。また防寒用には,背心(はいしん)というチョッキ状の袖無し衣や裲襠(りようとう)式の貫頭衣なども用いられた。男女ともに結髪であったが,男子は身分にかかわらず巾帽をかぶり,女子は笄や梳(そ)(櫛)をつけ,巾で頭髪を包むこともあった。…

※「背心」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android