肺高血圧(読み)はいこうけつあつ

世界大百科事典(旧版)内の肺高血圧の言及

【先天性心疾患】より

…大欠損では乳児期早期より心不全症状を呈する。多量の短絡が続くと肺動脈内の血圧が上昇し(肺高血圧),肺の小動脈の壁に変化が起こって血液が流れにくくなり,肺高血圧がさらに進行する。このような状態では左右短絡はむしろ減少し,ついには欠損孔を通る逆方向の短絡(右左短絡)を生ずるようになりチアノーゼが現れる。…

※「肺高血圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」