肺胞表面活性物質(読み)はいほうひょうめんかっせいぶしつ

世界大百科事典(旧版)内の肺胞表面活性物質の言及

【肺】より

…この細胞は肺胞腔内に向かって,原形質の小さな突起を出しており,原形質内にはI型細胞に比べて,ゴルジ体,リボソーム,小胞体や好オスミウム性層状体と呼ばれる小体など,多種類の物質がみられる。II型細胞の最も重要な役割は,肺胞表面活性物質の産生と分泌である。この物質の主体は,レシチンlecithin(ホスファチジルコリンphosphatidylcholine)である。…

※「肺胞表面活性物質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」