肺尖(読み)ハイセン

デジタル大辞泉 「肺尖」の意味・読み・例文・類語

はい‐せん【肺×尖】

肺の上部部分。円錐状の頂をつくり、鎖骨を越えて突出している。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肺尖」の意味・読み・例文・類語

はい‐せん【肺尖】

〘名〙
肺臓の上部の尖端部。鈍円形で鎖(さ)骨上方二~三センチメートルに突出する。
檸檬(1925)〈梶井基次郎〉「私は肺尖を悪くしてゐて」
時事新報‐明治三九年(1906)八月四日去月より肺尖を併発し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android