肩関節(読み)カタカンセツ(英語表記)shoulder joint

デジタル大辞泉 「肩関節」の意味・読み・例文・類語

かた‐かんせつ〔‐クワンセツ〕【肩関節】

肩にある関節肩甲骨上腕骨で構成される。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肩関節」の意味・わかりやすい解説

肩関節
けんかんせつ
shoulder joint

肩甲骨と上腕骨を連結する関節で,上腕骨頭,結節間腱鞘,上腕二頭筋長頭の腱,肩甲骨の関節窩関節包から成る。可動範囲が広く,球関節に属する。脱臼が最もよく起る関節である。

肩関節
かたかんせつ

肩関節」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の肩関節の言及

【腕】より

…掌を前に向けると橈骨が外側に,尺骨が内側に互いに平行しているが,掌を後ろに向けると橈骨と尺骨とは交差する。上腕骨は上は肩甲骨と肩関節により,下は尺骨および橈骨と肘関節によって結びついている。肩関節は多軸性の球関節で人体中最も可動性が大きいが,肘関節はその主要な部分は1軸性のちょうつがい関節である。…

【関節】より

…たとえば手首の関節(橈骨(とうこつ)手根関節)がこれにあたる。多軸性関節とは,肩関節のように,あらゆる方向に動かすことができるほかに,軸回旋,すなわちいわゆるねじれができるものをいう。 他方,この分類とは別に,関節面の骨の形状によって関節を分類すると次のようになる。…

【五十肩】より

…前者が疼痛性筋痙縮期,後者が筋性拘縮期で凍結肩frozen shoulderと呼ばれる。 肩関節は肩甲骨の小さな関節窩(か)に球状の上腕骨頭が接続している。あらゆる方向の運動ができる反面,不安定で脱臼しやすい。…

※「肩関節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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