肝煎役(読み)きもいりやく

精選版 日本国語大辞典 「肝煎役」の意味・読み・例文・類語

きもいり‐やく【肝煎役】

〘名〙
江戸時代、職制上の肝煎、村の庄屋・名主役をいう。
※村々百姓由緒留(尾州)‐比方村彌兵衛書上「村方肝煎役、被仰付候」
② あれこれ世話をする人。
社会百面相(1902)〈内田魯庵天下太平なる哉「坊主葬式の肝煎役(キモイリヤク)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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