20世紀日本人名事典 「肝付 兼行」の解説 肝付 兼行キモツキ カネユキ 明治・大正期の海軍中将 大阪市長;貴院議員。 生年嘉永6年3月16日(1853年) 没年大正11(1922)年1月13日 出身地薩摩国(鹿児島県) 経歴明治5年海軍省に入り、中尉に任官。のち水路部長、37年海軍大学校校長を歴任。38年中将。39年予備役に編入となる。40年日露戦争の功で男爵を授けられた。44年貴族院議員に選ばれ、また帝国水難救済会理事として尽力する。大正2年大阪市長となったがまもなく辞した。著書に「波魂濤魄」「ネルソン」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報