肋骨弓(読み)ロッコツキュウ

デジタル大辞泉 「肋骨弓」の意味・読み・例文・類語

ろっこつ‐きゅう〔ロクコツ‐〕【×肋骨弓】

第7から第10肋骨前部が連結してできる弓状部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の肋骨弓の言及

【胸郭】より

…各肋骨間のすきまを〈肋間隙(げき)〉といい,自然体では前述の肋間筋でふさがれている。胸郭の下口は第12胸椎,胸骨下端(剣状突起),その間に張る左右の肋骨弓からなり,自然体では横隔膜によって腹腔と境されている。
[胸骨sternum(breast bone)]
 胸骨は胸の前面正中部にある一つの細長い扁平な骨で,皮膚を通して容易に触れることができ,しかもこの骨の骨髄は高齢まで造血活動を示すので,針をさして骨髄を採取し検査する骨髄穿刺(せんし)(胸骨穿刺)に用いられる。…

※「肋骨弓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」