聚落(読み)ジュラク

デジタル大辞泉 「聚落」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐らく【×聚落】

人の集まり住む村。集落

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聚落」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐らく【聚落】

〘名〙 (「しゅらく」とも) =しゅうらく(集落)
雑談集(1305)四「山林睡眠仏歓喜、聚落(ジュラク)精進仏憂悩」

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普及版 字通 「聚落」の読み・字形・画数・意味

【聚落】しゆうらく

村里。〔漢書、溝洫志〕時至りて(水)去るときは、則ち塡淤(てんお)肥美にして、民之れを田す。~稍(やうやく)室宅きて、に聚す。~大水時に至れば、~則ち稍其の郭を去る。

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世界大百科事典(旧版)内の聚落の言及

【集落】より

…その後,1925年A.ドマンジョンが初めて集落に対してhabitat humaineを用いて以降一般化し,英語でもhabitatが用いられる傾向がでてきた。 日本ではもと〈聚落〉と書き,その字義は〈人の集まりいるところ〉で,古代には寺院聖域などに対し在家の村落をさした。日本で最初に〈集落〉の語を用いたのは新渡戸稲造の《農業本論》(1898)で,農業経営の立場から農村の集落形として疎居・密居のあることを述べている。…

※「聚落」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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