聖護院大根(読み)しょうごいんだいこん

精選版 日本国語大辞典 「聖護院大根」の意味・読み・例文・類語

しょうごいん‐だいこん シャウゴヰン‥【聖護院大根】

〘名〙 ダイコン栽培品種京都市左京区聖護院原産。根は胴が著しく張った楕円形で長さ三〇センチメートル、径二〇センチメートルぐらいになる。肉は緻密で甘く、煮物漬物にする。京都や近江中心に栽培される。

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デジタル大辞泉 「聖護院大根」の意味・読み・例文・類語

しょうごいん‐だいこん〔シヤウゴヰン‐〕【聖護院大根】

ダイコンの一品種。根は丸みを帯びて大きく、柔らかくて甘い。原産地は京都の聖護院

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世界大百科事典(旧版)内の聖護院大根の言及

【聖護院】より

…また8月1日の山伏行列は,この日,全国から集まった数千の山伏が大峰入りをするため,旗をたて,法螺貝を吹きながら,みやこ大路を当寺から京都駅までねり歩くもので,当寺の名物となっている。なお,土地の名産にかつて聖護院大根があり,千枚漬などに用いられたが,現在では上賀茂や滋賀県下で栽培されている。本山派【藤井 学】。…

※「聖護院大根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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