聖旨(読み)せいし

精選版 日本国語大辞典 「聖旨」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【聖旨】

〘名〙
天子のおぼしめし。聖上趣旨
※性霊集‐三(835頃)勅賜屏風書了即献表「奉宣聖旨、令空海、書両巻、古今詩人秀句者、忽奉天命、驚悚難喩」
※新聞雑誌‐三号・明治四年(1871)六月「聖旨(セイシ)を奉じて万機の政を施行候は」 〔杜甫‐江陵望幸詩〕
聖人の意見、考え。〔十洲記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「聖旨」の意味・読み・例文・類語

せい‐し【聖旨】

天子の考え。また、天子の命令

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聖旨」の読み・字形・画数・意味

【聖旨】せいし

天子の思し召し。魏・阮籍中の為に晋王に勧むる牋〕(晋の文帝)、宜しく旨を承け、(こ)の介を受け、允(まこと)に天人に當るべし。

字通「聖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android