聖体の祝日(読み)せいたいのしゅくじつ(英語表記)festum sanctissimi corporis Christi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖体の祝日」の意味・わかりやすい解説

聖体の祝日
せいたいのしゅくじつ
festum sanctissimi corporis Christi

三位一体祝日復活祭から 8週目の日曜日)後の木曜日に祝われるカトリック教会の祝日。いわゆる聖体パンぶどう酒)のなかキリストのからだが実際に現存することをあがめる。1246年リエージュ(ベルギー)に起こり,15世紀までに全西方教会に広まった。一般に聖体行列が行なわれる。プロテスタント諸教会では廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android