耶蘇会日本年報(読み)やそかいにほんねんぽう

百科事典マイペディア 「耶蘇会日本年報」の意味・わかりやすい解説

耶蘇会日本年報【やそかいにほんねんぽう】

耶蘇年報とも。在日イエズス(耶蘇)会宣教師がローマ本部に提出した日本の国内事情,布教状況に関する報告書。1579年それまでの個別的報告耶蘇会士日本通信)を一本化して年報としたもので,1626年まで続いた。ヨーロッパ各地で印刷,翻訳出版。フロイス書簡が最も多い。キリシタン史研究史料として重要。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「耶蘇会日本年報」の解説

耶蘇会日本年報
やそかいにほんねんぽう

イエズス会日本年報(イエズスかいにほんねんぽう)

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android