老臣(読み)ロウシン

デジタル大辞泉 「老臣」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しん〔ラウ‐〕【老臣】

年老いた家臣
身分の高い家臣。重臣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老臣」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しん ラウ‥【老臣】

〘名〙
① 年老いた臣。
※本朝麗藻(1010か)下・冬日〈略〉聴第一皇子始読御注孝経応教詩〈藤原伊周〉「老臣在座私相語、我后少年学此文」 〔杜甫‐上韋左相詩〕
老功の臣。また、身分、地位の高い家臣。重職にある家臣。
太平記(14C後)一「御前に候ける老臣」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「老臣」の読み・字形・画数・意味

【老臣】ろう(らう)しん

年老いた家臣。唐・杜甫〔蜀相〕詩 三煩(ひんばん)なり、天下の計 兩先主後主)開濟す、老臣の心

字通「老」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android