老いの一徹(読み)オイノイッテツ

デジタル大辞泉 「老いの一徹」の意味・読み・例文・類語

おい‐の‐いってつ【老いの一徹】

老人が、自分の決めたことをどこまでも押し通して、他人意見を聞こうとしないこと。「老いの一徹に手を焼く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「老いの一徹」の解説

老いの一徹

老人の、いったん思い定めたことは必ずそのとおりにしようとするがんこな気質

[使用例] 勘のするどい将軍家のことでございますから、あるいは和田氏あたりが老いの一徹から短慮の真似をしでかすのではあるまいか、との御懸念も生じてまいりました御様子で[太宰治*右大臣実朝|1943]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android