翼成(読み)よくせい

精選版 日本国語大辞典 「翼成」の意味・読み・例文・類語

よく‐せい【翼成】

〘名〙 助けてなしとげること。力をそえて成就させること。
※薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩気質「薩長土肥其他壮士輩の形骸に寄託して遂に維新大業を翼成したり」 〔蜀志‐後主太子璿伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「翼成」の意味・読み・例文・類語

よく‐せい【翼成】

[名](スル)助けて事をなしとげさせること。力を添えて成就させること。
人間此福さいわい犠牲にして、わずかに世界進歩を―している」〈鴎外・妄想〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「翼成」の読み・字形・画数・意味

【翼成】よくせい

助成する。

字通「翼」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android