翠輦(読み)すいれん

精選版 日本国語大辞典 「翠輦」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【翠輦】

〘名〙 みどり色のてぐるま。立派に飾りたてた車、または輿(こし)
本朝文粋(1060頃)一四・村上天皇為母后四十九日御願文〈大江匡衡〉「再逢翠輦之帰時」 〔劉滄‐経煬帝行宮〕

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普及版 字通 「翠輦」の読み・字形・画数・意味

【翠輦】すいれん

天子の乗るてぐるま。唐・令楚〔君恩を思ふ〕詩 小鶯歌(あうか)歇(や)み 長門、蝶多し 眼に看(みすみす)春去り 輦曾(かつ)て(よぎ)らず

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