翠色(読み)すいしょく

精選版 日本国語大辞典 「翠色」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょく【翠色】

〘名〙 みどり色。みどり。〔落葉集(1598)〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録一二「翠色(スヰショク)已に郊に満つ」 〔傅玄‐筆賦〕

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デジタル大辞泉 「翠色」の意味・読み・例文・類語

すい‐しょく【×翠色】

樹木の、みどりいろ。みどり。
「江の彼方むこうには―悦ぶべき遠山が」〈露伴・観画談〉
[類語]青葉青翠せいすい万緑ばんりょく新緑若葉

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普及版 字通 「翠色」の読み・字形・画数・意味

【翠色】すいしよく

青々とした色。唐・李白〔姑孰十詠、慈姥竹〕詩 色、波にちて深く 聲、を帶びて早し

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