習作(読み)しゅうさく

精選版 日本国語大辞典 「習作」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐さく シフ‥【習作】

〘名〙 文芸絵画彫刻音楽などで、練習のために作品を作ること。また、その作品。
灰燼(1911‐12)〈森鴎外一九「その体裁は間々に習作めいた短い話を幾つも挿んであるので」

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デジタル大辞泉 「習作」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐さく〔シフ‐〕【習作】

[名](スル)文芸・音楽・絵画・彫刻などで、練習のために作品をつくること。また、その作品。エチュード。「少女像を粘土習作する」

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世界大百科事典(旧版)内の習作の言及

【素描】より

…即興性と速写生を特質とする,簡単な素材による素描の総称であり,ルネサンス(16世紀)においては芸術的発想の第一段階としてもっとも重要視された。(2)習作study フランス語でエチュードétudeまたはエスキスesquisseという。スケッチと対照的に,ある対象を入念に観察し,研究するための素描をさす。…

※「習作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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