普及版 字通 「羹(漢字)」の読み・字形・画数・意味
羹
19画
(異体字)
26画
[字訓] あつもの
[説文解字]
[字形] 会意
羔(こう)+美。初文はに作り、(れき)+羊。鬲を以て羊を烹(に)る象。羹はその篆文で、その形も羹の左右に(きよう)を加えて、煮て湯気のあがる意を示している。〔説文〕三下に正字をに作り「五味の(和)する(羹)なり」という。また省文二、小篆の一字を加えており、羹は小篆の字である。
[訓義]
1. あつもの。
2. 肉汁。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕羹 楚辭に云ふ、るを羹と曰ふ、阿豆毛乃(あつもの)〔名義抄〕羹 アツモノ〔字鏡集〕羹 アツモノ・コナカキ・コナカヘ
[熟語]
羹魁▶・羹鱠▶・羹▶・羹▶・羹献▶・羹元▶・羹▶・羹粥▶・羹▶・羹▶・羹湯▶・羹飯▶・羹沸▶・羹本▶・羹▶・羹椀▶
[下接語]
蛙羹・羹・羹・梟羹・羹・羹・菜羹・羹・羹・餉羹・大羹・斗羹・豆羹・肉羹・飯羹・沸羹・脯羹・羊羹・酪羹・羹・和羹
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報