義円(読み)ぎえん

世界大百科事典(旧版)内の義円の言及

【音阿弥】より

…世阿弥の通称三郎を襲名しており,一時は世阿弥の養子だったらしい。応永20年代から活動記録があり,1427年(応永34)には青蓮院門跡義円(足利義満の子)の後援で勧進猿楽を興行した。その義円が,翌年に没した足利義持の後継者に選ばれたことから音阿弥の運が開け,新将軍義教(よしのり)の絶大な後援下に音阿弥は世阿弥やその子観世十郎元雅を圧倒するに至る。…

※「義円」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android