群鳥(読み)むらとり

精選版 日本国語大辞典 「群鳥」の意味・読み・例文・類語

むら‐とり【群鳥】

〘名〙 (「むらどり」とも) むらがっている鳥。むらがって飛んだり、とまったりしている鳥。
※宇津保(970‐999頃)沖つ白浪「松陰になみゐるにたづのむらどりもよよをばたれとおもふものぞは」

ぐん‐ちょう ‥テウ【群鳥】

〘名〙 群れをなす鳥。群禽。
海道記(1223頃)池田より菊川「群鳥の囀を足の下に聞く」

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デジタル大辞泉 「群鳥」の意味・読み・例文・類語

むら‐どり【群鳥】

《「むらとり」とも》群がり集まった鳥。

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