美辞(読み)びじ

精選版 日本国語大辞典 「美辞」の意味・読み・例文・類語

び‐じ【美辞】

〘名〙 うつくしいことば。たくみな文句
怪談牡丹燈籠三遊亭円朝〉序(1884)〈坪内逍遙〉「自然に美辞の法に称ふ」 〔曹植‐弁道論〕

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デジタル大辞泉 「美辞」の意味・読み・例文・類語

び‐じ【美辞】

美しい言葉。巧みな文句。「美辞を連ねた手紙
[類語]巧言甘言殺し文句

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「美辞」の読み・字形・画数・意味

【美辞】びじ

美しく飾られたことば。〔晋書伝〕孔子に沒し、言將(まさ)にえんとす。是(ここ)に於て(左)丘いて聞くして、之れが傳を爲(つく)る。其の書、禮に善(よろ)しく、膏腴(かうゆ)美辭多し。

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