美浜[町](読み)みはま

百科事典マイペディア 「美浜[町]」の意味・わかりやすい解説

美浜[町]【みはま】

福井県南西部,若狭湾に臨む三方(みかた)郡の町。耳川扇状地の河原市(かわらいち),郷市(ごういち)が中心で,若狭街道(国道27号線),小浜(おばま)線,舞鶴若狭自動車道に沿う。農林水産業が盛ん。久々子(くぐし)浜は海水浴場で,若狭湾国定公園の一部。敦賀半島丹生(にゅう)地区に関西電力美浜原子力発電所がある。2005年に三方五湖がラムサール条約登録湿地となる。152.35km2。1万563人(2010)。
→関連項目織田荘

美浜[町]【みはま】

愛知県知多半島南部,知多郡の町。東岸河和(こうわ)が中心で,紡績漁業が行われ,名鉄河和線,知多新線が通じる。西岸の富具(ふぐ)崎,源義朝の墓のある野間大坊(大御堂寺一帯三河湾国定公園に属する。46.20km2。2万5178人(2010)。
→関連項目日本福祉大学

美浜[町]【みはま】

和歌山県西部,太平洋に臨む日高郡の町。米作を主とし野菜の促成栽培も盛ん。東部煙樹ヶ浜(えんじゅがはま),〈アメリカ村〉と呼ばれる三尾(みお),日ノ御埼などがあり観光地としても有名。東の御坊(ごぼう)市からバスが通じる。12.77km2。8077人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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