精選版 日本国語大辞典 「美名」の意味・読み・例文・類語
び‐めい【美名】
〘名〙
※侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉椎の葉「学者はこの椎の葉にさまざまの美名を与へるであらう」
※謡曲・昭君(1435頃)「美名を現はす息女あり」 〔国語‐楚語上〕
③ 立派な名目。体裁のよい口実。
※帰去来(1901)〈国木田独歩〉一〇「『国利民福のため』『人類のため』〈略〉凡て此種の美名(ビメイ)を以て」 〔戦国策‐東周策・恵公〕
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