デジタル大辞泉
「美児」の意味・読み・例文・類語
まさず‐こ〔まさづ‐〕【▽美▽児】
語義未詳。美しい娘またはいとしい子を親しんでよぶ語か。
「沖へには小舟連らくくろざやの―吾妹国へ下らす」〈記・下・歌謡〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
まさず‐こ まさづ‥【美児】
〘名〙 語義未詳。美しい娘、いとしい児の意の
愛称か。
※
古事記(712)下・歌謡「
沖方には 小舟連らく くろざやの 摩佐豆古
(マサヅコ)吾妹 国へ下らす」
[
補注]「さにづらふ子(
赤みがあって美しい子)」の略、あるいは「まさ照り子」の意とする説、「真幸子(幸いをもたらす子)」の意とする説などがある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報