羊毛工業(読み)ようもうこうぎょう

百科事典マイペディア「羊毛工業」の解説

羊毛工業【ようもうこうぎょう】

長繊維羊毛から毛織物原糸,メリヤス糸,手編糸などを生産する梳毛(そもう)紡績,短繊維羊毛を原料とする紡毛紡績,および毛織物業からなる。日本では梳毛紡績は綿紡大企業の兼営や専業大企業で行われるが,後2者は多数の中小企業を主体としている。1879年官営千住製絨(じゅう)所の開業に始まり,第2次大戦後,衣料消費の高度化により本格的に発展。しかし,1975年に14万2000tあった毛糸生産高は1997年には6万2000tにまで落ち込んでいる。また毛織物は1975年に3億5700万m2の生産高が1997年には2億4700万m2になっている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

巡視船

海上保安庁に所属し海上の警備と救難業務を行なう船。外洋で行動する大型で航洋性があるものを巡視船といい,港内や湾内などのかぎられた水域で行動する 100総t程度以下の小型のものを巡視艇と呼ぶ。武器として...

巡視船の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android