置網(読み)おきあみ

精選版 日本国語大辞典 「置網」の意味・読み・例文・類語

おき‐あみ【置網】

〘名〙
① 網を張っておいて、川の上流から下る魚をとること。
※俳諧・崑山集(1651)一一「置網やしがらみかけし紅葉鮒〈未得〉」
能楽小道具一つ四つ手網の形のもの。「阿漕(あこぎ)」「桜川」などに用いる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「置網」の意味・読み・例文・類語

おき‐あみ【置(き)網】

網を水中に張っておき、魚のかかるのを待つ漁法。また、その網。待ち網。

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