置き惑はす(読み)オキマドワス

デジタル大辞泉 「置き惑はす」の意味・読み・例文・類語

おき‐まどわ・す〔‐まどはす〕【置き惑はす】

[動サ四]
他と見分けがつきにくいように置く。
「心あてに折らばや折らむ初霜の―・せる白菊の花」〈古今・秋下〉
どこかに置き忘れて、見失う。
「かぎを―・しはべりて、いと不便ふびんなるわざなりや」〈夕顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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