罪根(読み)ザイコン

デジタル大辞泉 「罪根」の意味・読み・例文・類語

ざい‐こん【罪根】

仏語。悟りの障害となる罪悪。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「罪根」の意味・読み・例文・類語

ざい‐こん【罪根】

〘名〙 罪報を招くもととなる行ない。苦の報いを生ずるもととなる行為。無明(むみょう)
小右記‐寛和元年(985)八月二九日「可罪根、仍所申者、帰参、令此由
今昔(1120頃か)一七「汝常に女に耽て多く罪根を殖たり」 〔法華経方便品

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