繞乱・嬈乱(読み)にょうらん

精選版 日本国語大辞典 「繞乱・嬈乱」の意味・読み・例文・類語

にょう‐らん ネウ‥【繞乱・嬈乱】

〘名〙 もつれ乱れること。あれこれとなやんで乱れること。まつわりつき心を乱すこと。
今昔(1120頃か)二〇「染殿后、為天宮被嬈乱語」
八幡愚童訓(乙)(1301‐04頃)下「大宮司田丸、女禰宜を嬈乱しけるを、人は争(いかで)かしるべき」 〔羅隠‐柳詩〕

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