織布(読み)ショクフ

デジタル大辞泉 「織布」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ふ【織布】

織った布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「織布」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ふ【織布】

〘名〙 織ったぬの。おりぬの。
明六雑誌‐一七号(1874)知説・二〈西周〉「今小知より結構組織の知に至る之を織布に譬ふ。小知は唯一個の知猶糸の如し」

おり‐ぬの【織布】

〘名〙 織った布。布の織物
※実方集(998頃)「いにしへのあまのてこらがをりぬのもさらせばさるるものにやはあらぬ」

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世界大百科事典(旧版)内の織布の言及

【製織】より

…現在では各種の自動織機が使用され,製織が専門用語となっているが,小規模で織物を作っている家または職業は機屋(はたや)と呼ばれ,機織という場合も多い。また古代の布は植物繊維で作った織物をさすが,その後,織物全体をさすようになり,製織は織布とも呼ばれた。最近では不織布,編物も含めて繊維あるいは糸で布状のものを作ることを製布と呼び,織物を作ることを製織というようになった。…

※「織布」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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