繍帳(読み)しゅうちょう

精選版 日本国語大辞典 「繍帳」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう シウチャウ【繍帳】

〘名〙 刺繍(ししゅう)のしてあるとばり
※知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か)「右法隆寺の蔵に在る繍(シウ)(〈別訓〉ヌヒモノ)帳二帳」
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一九乗客と繍帳(シュウチョウ)を隔て坐し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「繍帳」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう〔シウチヤウ〕【×繍帳】

刺繍ししゅうが施されているとばり。「天寿国曼荼羅繍帳

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android