縫合線(読み)ほうごうせん

世界大百科事典(旧版)内の縫合線の言及

【アンモナイト】より

…巻き始めの部分には球形か楕円体形の胚殻があり,各空房を通り抜ける連室細管は一般に細く腹側に偏在し,壁襟はふつう前方に伸びる。隔壁は前方に凸の面をなし,外殻との交わりのところでひだ状に褶曲するので複雑な縫合線をなす。螺環(らかん)の巻き数の多い種類,巻き数の少ない種類,巻きがとけたり伸びたりなどの異常型を示すものがある。…

※「縫合線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」