縒を掛ける(読み)よりをかける

精選版 日本国語大辞典 「縒を掛ける」の意味・読み・例文・類語

より【縒】 を 掛(か)ける

① 糸などを縒り合わせる。縒る。〔詞葉新雅(1792)〕
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝七八「丹精して捻(ヨリ)をかけて織らした紬縞で」
② (「腕によりを掛ける」の略) 何かを意気込んでする。精を出してする。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)三「新造は干し大根によりをかけ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android