縄入(読み)なわいれ

精選版 日本国語大辞典 「縄入」の意味・読み・例文・類語

なわ‐いれ なは‥【縄入】

〘名〙 江戸時代間縄(けんなわ)を張って土地を測量すること。検地縄打。縄改め。〔増補田園類説(1842)〕

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世界大百科事典(旧版)内の縄入の言及

【検地】より

…言葉としては戦国期から使われたが,豊臣秀吉の太閤検地以来公用語として定着した。俗に竿入,竿打,縄入,縄打などともいった。土地人民の調査そのものは古代からあり,律令制下の田籍田図と戸籍計帳,荘園制下の検注や内検,鎌倉幕府の大田文(おおたぶみ)などがある。…

※「縄入」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」