綺殿(読み)キドノ

デジタル大辞泉 「綺殿」の意味・読み・例文・類語

き‐どの【×綺殿】

綺羅きらを作る所の意》江戸時代京都で、服飾品・化粧道具を作り、売った店。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綺殿」の意味・読み・例文・類語

き‐どの【綺殿】

〘名〙 (もと、京都で綺羅(きら)を作った所。「殿」は「屋」の意) 服飾品、化粧道具、紙、扇などを作り、または売る店。また、その人。今の小間物屋のようなもの。
七十一番職人歌合(1500頃か)五二番「忘れめやき殿に染むるたたうがみしなやかなりし人の手ざはり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android