綴刺蟋蟀(読み)ツヅレサセコオロギ

デジタル大辞泉 「綴刺蟋蟀」の意味・読み・例文・類語

つづれさせ‐こおろぎ〔‐こほろぎ〕【×綴刺蟋蟀】

コオロギ科の昆虫。普通にみられるコオロギで、体長約2センチ、黒褐色頭部は丸みがある。雄は8月中旬から11月ごろまでリッリッリッと鳴く。名は、これを古人が「肩刺せすそ刺せ綴れ刺せ」と着物手入れを促していると聞きなしたというのによる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綴刺蟋蟀」の意味・読み・例文・類語

つづれさせ‐こおろぎ ‥こほろぎ【綴刺蟋蟀】

〘名〙 バッタ(直翅)目コオロギ科の昆虫。体長一七~二一ミリメートル。体は褐色で、前翅は腹端に達しない。庭や草地に八月中旬ごろから普通に見られ、リーリーリーと鳴く。卵で越冬する。日本各地に分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「綴刺蟋蟀」の解説

綴刺蟋蟀 (ツズレサセコオロギ)

学名Velarifictorus aspersus
動物。コオロギ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android