網代の氷魚(あじろのひお)とは？意味や使い方

精選版日本国語大辞典「網代の氷魚」の意味・読み・例文・類語

網代②の中に捕えられた氷魚。転じて、のがれられない立場に陥ったこと、自由を失うことのたとえ。

※源氏（1001‐14頃）総角「あじろのひをも、心寄せたてまつりて、いろいろの、木の葉にかきまぜ」

※三河物語（1626頃）二「堄(ししかき)をゆて押こみて

の内之鳥、あじろの内之ひ魚之ごとくにして置」

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