絶間勝(読み)たえまがち

精選版 日本国語大辞典 「絶間勝」の意味・読み・例文・類語

たえま‐がち【絶間勝】

〘形動〙 しきりにとだえる傾向にあるさま。とだえがちであるさま。
※是則集(平安中)「きりふかき秋ののかぜにわすれ水たえまがちなるころにもあるかな」
堤中納言(11C中‐13C頃)このついで「ある君達(きんだち)に、しのびて通ふ人〈略〉きびしき片つ方やありけむ、絶え間がちにてあるほどに」

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