給食サービス管理士(読み)きゅうしょくさーびすかんりし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「給食サービス管理士」の意味・わかりやすい解説

給食サービス管理士
きゅうしょくさーびすかんりし

社員食堂などを委託されている給食サービス会社内の専門職で、1993年度に創設された国家資格。社員食堂にも求められるようになった高級化志向、本物志向、健康志向などに対応し、業界全体のイメージアップをはかるとともに国民の食生活の豊かさの増進に寄与することを目的として設けられた。専門知識および技能水準によって「特別管理士」「一級管理士」「二級管理士」の区分があり、認定者は登録者名簿に登録される。認定の有効期間は3年で、申請により更新される。資格認定は、スクーリングと通信学習を行い、認定資格要件の判定、学科取得単位の判定、学科試験成績による判定により、審査される。実施主体は社団法人日本給食サービス協会。

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