結柴小紋(読み)ゆいしばこもん

精選版 日本国語大辞典 「結柴小紋」の意味・読み・例文・類語

ゆいしば‐こもん ゆひしば‥【結柴小紋】

〘名〙 束ねた柴の形を一面に散らした模様江戸時代元祿一六八八‐一七〇四)頃に流行した。
浮世草子好色二代男(1684)三「結柴小紋(ユイシバコモン)鼠色に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「結柴小紋」の意味・読み・例文・類語

ゆいしば‐こもん〔ゆひしば‐〕【結×柴小紋】

柴を束ねた形を小さな文様にした型染め。また、その文様。

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