結婚記念日(読み)けっこんきねんび

精選版 日本国語大辞典 「結婚記念日」の意味・読み・例文・類語

けっこん‐きねんび【結婚記念日】

〘名〙 結婚式を挙げた日と同じ月日の日。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の花見元旦と、三月五日の結婚記念日と、四月八日の釈迦誕生日と」

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デジタル大辞泉 「結婚記念日」の意味・読み・例文・類語

けっこん‐きねんび【結婚記念日】

結婚したことを記念する日。→結婚記念式

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「結婚記念日」の意味・わかりやすい解説

結婚記念日
けっこんきねんび

夫婦の結婚した日を記念して祝う日。元来はキリスト教風習によるもので,イギリスが発生の地とされる。 19世紀なかば頃の文献によれば,5年目の木,15年目の銅,25年目の銀,50年目の金,60年目のダイヤモンドの5つが記されていて,その年にあたる材質品物を贈る習慣があった。その後,30年目の真珠,40年目のルビー,45年目のサファイア,55年目のエメラルドといったように,宝石商の商業戦略とも相まって,国によりさまざまな名称と記念年が生れている。日本では明治天皇皇后が 1894 (明治 27) 年3月9日に大婚 25年祝典を行なったのが最初といわれ,その後銀婚式金婚式の習慣が一般にも広まった。最近では若い人たちの間で周年ごとに祝う傾向がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「結婚記念日」の意味・わかりやすい解説

結婚記念日
けっこんきねんび
wedding anniversary

結婚した日を記念して祝う日のこと。結婚記念日を祝う風習は、西洋から伝わってきたものである。1894年(明治27)明治天皇が銀婚式の祝いをし、そのころから日本においても銀婚式をはじめ結婚記念日を祝うようになった。最近では1年ごとに結婚記念日を祝う家庭が増えている。欧米では、結婚記念日のシンボルを決めて祝い、日本もこれに倣っている。結婚記念日は、夫婦2人がそろって健在であって初めて祝える記念日である。欧米ではその日に親類縁者を招いてパーティーを催すのが常である。日本も最近は欧米に倣って1周年パーティー、5周年パーティー、金婚式パーティーなどを開いて祝っている。

[石川朝子]

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デジタル大辞泉プラス 「結婚記念日」の解説

結婚記念日

富岡多恵子による戯曲。初演は劇団俳優座(1973年)。1974年、第18回「新劇」岸田戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)の候補作品となる。

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