経読(読み)きょうよみ

精選版 日本国語大辞典 「経読」の意味・読み・例文・類語

きょう‐よみ キャウ‥【経読】

〘名〙
経文を読むこと。読経(どきょう)
※九冊本宝物集(1179頃)四「こと公達はをがみし、経よみなどし給ひけるに」
② (経文を読む人の意) 法師異称
梁塵秘抄(1179頃)二「聞くに可笑しき経よみは、とうかく高砂の明泉房」
③ 僧が経を読誦するように音読すること。また、経文での読み方。経文に多い文字の読み方。
※玉塵抄(1563)一六「獄はぎょくとよむぞ。ごくは経よみなり、史漢ではぎょくとよむぞ」

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