経王(読み)キョウオウ

デジタル大辞泉 「経王」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう〔キヤウワウ〕【経王】

経典中、最もすぐれて貴いもの。一般に、法華経ほけきょう大般若経だいはんにゃきょうなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「経王」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おう キャウワウ【経王】

〘名〙 仏語。経典中もっとも勝れた貴いもの。法華経を指すことが多いが、大般若経金光明経最勝王経などの場合もある。
※本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院被修御八講願文〈大江維時〉「多造尊像。数写経王」 〔最勝王経‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android