組立除法(読み)くみたてじょほう(英語表記)synthetic division

改訂新版 世界大百科事典 「組立除法」の意味・わかりやすい解説

組立除法 (くみたてじょほう)
synthetic division

x多項式xaの形の一次式で割るときの計算法で,例えば2x3x+1をx+3で割るとしたら,

のようにする。

 一般にc0xnc1xn1c2xn2+……+cn-1xcnxaで割るときの計算は,

b0c0b1c1ab0b2c2ab1,……,bn-1cn-1abn-2rcnabn-1として計算すれば,商がb0x n1b1x n2b2x n2+……+bn-1で,余りがrになる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android