終天(読み)しゅうてん

精選版 日本国語大辞典 「終天」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐てん【終天】

〘名〙 この世の終わりまでの長い時間。永久
※凌雲集(814)詠桃花〈平城天皇〉「願以成蹊枝葉下。終天長樹玉階辺」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「終天」の読み・字形・画数・意味

【終天】しゆうてん

世の終わりまで。永遠。晋・潘岳永逝を哀しむ文〕今奈何(いかん)ぞ一擧して、(はる)かにして天に反(かへ)らざる。余が哀を盡して之れを(おく)る。晨(あした)に燎(めいれう)を揚げ靈(れいじゅん)(柩車)を(ひ)く。

字通「終」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android