紺屋糊(読み)こうやのり

精選版 日本国語大辞典 「紺屋糊」の意味・読み・例文・類語

こうや‐のり【紺屋糊】

浄瑠璃心中重井筒(1707)上「かならず何にもぬかすなと、口をとめたるこふ屋のり、徳様早うと出にけり」

こんや‐のり【紺屋糊】

〘名〙 紺屋型染(かたぞめ)の型を置くのに用いる糊。粳(うるち)米、糯米(もちごめ)などに米糠を加えて製したもの。こうやのり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「紺屋糊」の意味・読み・例文・類語

こうや‐のり【紺屋×糊】

紺屋で文様を染め出すとき、白抜きにする部分に塗る糊。こんやのり。

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