細川満元(読み)ほそかわ みつもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川満元」の解説

細川満元 ほそかわ-みつもと

1378-1426 室町時代武将
永和4=天授4年生まれ。細川頼元(よりもと)の子。応永4年父の死により摂津,丹波などの守護をつぐ。また19年から28年まで管領(かんれい)に在任し,将軍足利義持(よしもち)をたすけて室町幕府の安定化につとめた。応永33年10月16日死去。49歳。通称五郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細川満元」の意味・わかりやすい解説

細川満元
ほそかわみつもと

[生]天授4=永和4(1378)
[没]応永33(1426).10.16. 京都
室町幕府管領 (在職 1412~21) 。頼元の子。右馬助右京大夫従四位下。法名,道観道号,悦道。岩栖院と称される。管領として幕政をとるかたわら和歌をたしなみ,歌人としても名があった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android